運動で認知症予防

運動が認知症予防に効果があるとされることには、いくつかの理由が考えられます。

 

まず、運動により血圧を下げる効果、血糖値の上昇を抑える効果、そして脳の血流を改善して神経細胞の活動を促進させることなどが期待できます。

疫学的研究でも、運動をしている人のほうが認知症の発症が少ないことが示されています。

 

運動の種類としては、少し息が上がるぐらいの有酸素運動を定期的に行うのが有効です。

その際、運動をしながら記憶や計算などの認知機能に関係することを加えると効果的です。

たとえば、「か」で始まる言葉をできるだけあげる、などをしながらウオーキングをして、さらに脳を活性化させましょう。

 

 

(運動を積極的にする前向きな気持ち自体も認知症を予防してくれます。もちろん認知症になってしまったらとてもこういった運動などできません)