狭心症と心筋梗塞

狭心症・心筋梗塞とは

 

狭心症・心筋梗塞とは・・・心臓を取り囲む血管が狭くなったり、詰まったりする

心臓は、血管を通して、全身に血液を送り出す働きをしています。

心臓は周囲を冠動脈という血管に取り囲まれており、そこを流れる血液から酸素や栄養を受け取ることによって活動しています。

 

この冠動脈の壁の内側にコレステロールなどがたまって動脈硬化が進行したり、冠動脈がけいれんするなどして、血液の通り道が狭くなるのが狭心症です。

冠動脈が狭くなると、心臓が活動するのに必要な血液が不足するため、さまざまな症状が起こりやすくなります。

 

狭くなった冠動脈に血液の塊(血栓)などが詰まり、血液の通り道が塞がってしまうのが心筋梗塞です。

心筋梗塞を起こすと、詰まった場所から先には血液が流れていかなくなり、心臓の一部が壊死して動かなくなってしまいます。

詰まる場所によっては、突然死に至ることもあります。

 

 

狭心症・心筋梗塞の原因は大きく2つのタイプに分けられます。

動脈硬化が原因で起こるものと、血管のけいれんが原因で起こるものです。

 

さらに、症状の現れ方で4つのタイプに分かれます。

 

参考・引用

 

きようの健康 2017.11