SP-D

肺サーファクタントプロテインD(SP-D)

https://www.falco.co.jp/rinsyo/detail/060946.html

臨床的意義

・肺サーファクタントプロテインDは、肺のⅡ型肺胞上皮細胞より産生・分泌される肺特異的な蛋白の一種です。

・KL-6は肺胞上皮以外の細胞でも認められますが、SP-DやSP-AはⅡ型肺胞上皮細胞に特異的と考えられています。

・間質性肺炎の診断マーカー、活動性の指標として使用されています。

 

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:特発性間質性肺炎、膠原病に関連した間質性肺炎、過敏性肺炎、放射線肺臓炎