黄斑円孔・黄斑上(前)膜

黄斑円孔

黄斑の網膜に丸い穴(円孔)があく病気。

眼の中に硝子体というゼリーがあ歳とともに、しだいに縮んでいき、ある時期になると網膜から剥がれる。

剥がれる時に、硝子体が薄皮のように網膜上に残ることがあり、この薄皮が網膜を引っ張り円孔をつくる。

 

黄斑上膜

黄斑上(前)膜は、黄斑の網膜の表面にセロファン状の膜が張る病気。

原因は、円孔と同様に、硝子体の残った薄膜がセロファン状の膜になることにより起こる。

この膜は網膜の表面にくっつくだけでなく、縮んで網膜にしわを作る。

 

黄斑円孔・黄斑上膜では初期にはものを見る中心部に歪みや霞みが起こる。

進行すると、歪みだけでなく視野の真ん中が見えなくなる。

放置した場合、視力は0.1まで低下する。

しかし、まわりは見えているため、完全な失明はまれ。

 

<関連サイト>

黄斑円孔・黄斑前膜

https://www.skk-net.com/health/me/c01_20.html

黄斑円孔
中心窩の網膜に穴(孔)があいてしまう病気です。
穴自体は直径0.5ミリメートルに満たないとても小さなものですが、最も視力が鋭敏な部分にできるため、大きな影響が現れます。
完全な穴が形成されてしまうと、視力矯正をした状態での視力は0.1前後になってしまいます。
黄斑円孔は、少し前までは治療法がありませんでした。
しかし今では手術によって、視力を取り戻せるようになっています。

黄斑前膜
眼球後部の網膜の手前に膜が張って、黄斑がそれに遮られてしまう病気です。
黄斑円孔と同じく硝子体収縮が関係しているので、やはり高齢者に多く、女性に起きやすい病気です。黄斑円孔のように視野の中心が全く見えなくなることはないですが、頻度的には黄斑円孔よりも多くみられます。
視力がかなり低下してしまってからだと、前膜を除去しても1.0には回復しません。
視力が0.8前後に低下したら手術すべきです。
縦や横の線が波打って見えるといった、歪みの症状があるときは、視力がもっとよくても手術が勧められます。

黄斑円孔

https://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/ganka/ouhanenkou.html

 

黄斑円孔

https://hangai.org/macular-hole/

 

黄斑円孔・黄斑前膜

https://www.skk-net.com/health/me/c01_20.html

 

黄斑円孔について

https://www.tsukazaki-hp.jp/care/ophthalmology/macular-hole