2023.11

2023.11.4 「渡辺通信」より

<イヌを飼うかネコを飼うか ①> 日本の高齢者において、イヌを飼っている人は飼っていない人に比してその後の認知症発症リスクが40%有意に低かった。ネコを飼っているか否かは認知症発症リスクに影響を与えなかった。イヌの世話に伴う運動や社会参加の維持が関与している可能性があるというのが結論(推論)。

 

<イヌを飼うかネコを飼うか ②> どっちを飼うかは、全くもって「飼う側の自由」。「毎日イヌを連れての散歩」とか「イヌを飼う人の方が活動的」といった「統計に絡む背景因子」については触れられていない。

 

<老衰 ①> 「老衰(Senility)とは、加齢により脳を含めた全臓器・細胞の力がバランスを保ちながらゆっくり命が続かなくなるレベルまで低下していき、最後に下顎呼吸後に死亡することである」(Wikiより)

 

<老衰 ②> 「最も苦痛の無い死に方であり、末期癌のように自我や意識があるのに一部の臓器だけ極端に悪いのと異なって意識も無いために全く本人は苦痛を感じない。(Wikiより)

 

<老衰 ③> 「加齢による老化に伴って個体を形成する細胞や組織の能力が低下し、多臓器不全により恒常性の維持・生命活動の維持ができなくなることが原因である。「寿命が来た、寿命が尽きた」「天寿を全うした」「大往生」などとも表現される」(Wikiより) 

 

<老衰 ④> 死亡名として「老衰」と表現されることが多い。そのため、「老衰」という言葉は生前には使いにくい雰囲気がある。死亡した際には、正確には「老衰死」とするべきと思われる。(私見)

 

https://www.tyojyu.or.jp/net/essay/oiomirumanazashi/rosuishinitsuite.html

 

<放浪から定住へ ①> 「ある時から人類の社会は・・・逃げられる社会から逃げられない社会へと、生き方の基本戦略を大きく変えた。数千万年続いた高等霊長類の遊動と離合集散の生活を人類は約1万年前に放棄し、定住を開始した」

 

<放浪から定住へ ②> 「そのことで環境汚染、疫病、成員間の確執など、遊動することで解消できた諸困難を内に抱え込むことになった。ストレスフルな儀礼や禁忌や掟(おきて)の体系を設定せざるをえなくなった。

(人類学者・西田正規 「人類史のなかの定住革命」より)

 

<放浪から定住へ ③> いくら隣国とギクシャクしていても国ごと引越しはできない。そんなことから地政学などという学問が生まれたのかもしれ ない。隣人とうまく付き合っている人も啀(いが)み合っている人もいる。

 

放浪から定住へ ④> 南米チチカカ湖のウル族の浮島では、問題を起こした隣人は共同生活から、文字通り切り離されて「独立?」させられるという。「村八分」は世界共通なのだろう。

 

<放浪から定住へ ⑤> 中国・福建省の「福建土楼」は見事なまでの共同生活を行っている。紛争が起きた際には、この巨大な共同住宅が要塞の役割を果たすとのことだが、要塞内での内部紛争はないんだろうか。

 

https://www.businessinsider.jp/post-252423

 

<放浪から定住へ ⑥> 格言には「一体どっちやねん」と呟(つぶや)きたくなるような対極の意味をもつものが大概用意されている。隣人や親戚とはトラブル場合があるから、当然といえば当然。「血は水よりも濃い」そして「遠くの親戚より近くの他人」

 

<血液型と病気のリスク ①>

・A型の人の胃がんのリスクは、最もリスクの低かったO型の人と比べて1.2

・B型の人は最もリスクの低かったO型の人に比べて、膵臓がんのリスクが1.72倍高い

・B型の人は、O型に比べ2型糖尿病になる頻度が1.21倍

 

<血液型と病気のリスク ②>

・AB型の人は最もリスクの低かったO型の人と比べて、脳卒中のリスクが1.83倍高い

・AB型の人は、認知症になる可能性がO型の人に比べ約1.82倍

・O型の人は、様々な病気になるリスクが低い(ただしO型の人は蚊に刺されやすい)

 

<血液型と病気のリスク ③>

・O型の人は、大量出血するような大怪我をした場合、死亡率が他の血液型の倍以上

・O型の人は血液が固まりにくい(血液がさらさら)ため、血栓(血液が固まること)が原因で発生する病気が、他の血液型の人よりも少ない

 

<血液型と病気のリスク ④>

・その理由は、O型の人は健常者であっても、血を止めるための大切な因子の一部が他の血液型に比べて25~30%しかないため

・逆に、O型以外の人は 、心筋梗塞のリスクが1.25倍、エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)のリスクが1.79倍との報告がある

 

<ニール・ダイアモンド / スイート・キャロライン(Wikiより)①>「ダイアモンドは、まだ少女だった(J.F.ケネディの長女の)キャロラインが両親と共に乗馬しているシーンを『ライフ』誌の表紙からインスピレーションを得て、作品にまとめたと語った。

 

https://www.youtube.com/watch?v=1vhFnTjia_I

 

<ニール・ダイアモンド / スイート・キャロライン(Wikiより)②> しかし2014年のインタビューにおいて、キャロラインについて歌ったのではなく、題名に取り入れただけだと語った」

 

<ニール・ダイアモンド / スイート・キャロライン(Wikiより)③> 「1997年にはメジャーリーグベースボールのボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで流されるようになり、2002年から毎試合で8回表が終わった後に同曲が流されている。

 

<ニール・ダイアモンド / スイート・キャロライン(Wikiより)④>  ダイアモンド自身もフェンウェイ・パークで歌唱している」

https://www.youtube.com/watch?v=QMYBrZkyK1g

 

<「Good times never seemed so good」①> 

ニール・ダイアモンドのかつての大ヒット曲 "Sweet Caroline”の中に 出てくる歌詞。一番心打たれる部分(サビ)と思われるが、訳し方次第で感銘度が変わってしまう。

 

<「Good times never seemed so good」②>

良い時には そんなに良いとは思えないものさ」

「楽しい時が こんなに楽しいことだったとは」

どっちの訳が好きですか?もちろん前者ですよね。

そしてnativeの人はどう訳すのでしょうか。是非知りいものです。

 

<「Good times never seemed so good」③> 人間、生きている限り、心の中に不平不満を持ってしまって自分の幸せや良いことを見逃しがちになります。「生きていられることだけでも有難い」という感謝の気持ちを持つことが大切です。そして平凡な毎日にも感謝を。

 

<大丈夫。あなたの悲しみにも必ず終わりが来るから>

「小説は哀しみにくれる人は救うことはできない。ただ寄り添うことはできる」

(伊集院 静)・・・伊集院氏は現在闘病中であり、現在執筆活動は中止してみえるよう

 です。