ストレートバック症候群(SBS)

胸の痛みと背骨の深い関係

・健康な人の場合、背骨は緩やかなS字カーブを描いている。
しかし、同症候群の人の背骨は生まれつきほぼまっすぐのため、成長とともに背骨につながる肋骨も変形していき、胸の筋肉や神経とのバランスが崩れることで、さまざまな痛みを引き起こしてしまう。
・発症原因は、受精後2~3週間の受精卵の段階までさかのぼり、中胚葉という細胞にみられるごく軽度の異変と考えられ、さらに中胚葉から発達する心臓にも影響がでる場合もあることから、患者に共通する特徴として心臓の疾患『僧房弁逸脱症』を併発していることが多いと言われている。